この記事では、ナッシュ(nosh)の食材の産地についてナッシュに問い合わせた結果や調べた内容をまとめています。
低糖質で健康的な食事を手軽に楽しめる、冷凍宅配弁当の「NOSH – ナッシュ」。
初めて注文してみようと思う時、使われている食材の産地や安全性について気になる人も多いですよね。
ナッシュが使用している食材の産地について、公式サイトを調べてみましたが、食材の産地についての詳しい情報を得ることはできませんでした。
そこでナッシュに直接問い合わせてみた結果、次の回答を得ました。
- 複数の仕入れ先から仕入れているため産地表示していない
- 野菜はほぼ国産、それ以外は海外のものもある
- 現時点での詳しい産地の例
これらの情報をもとに、ナッシュに直接問い合わせた結果得た食材の産地や具体的な産地の例について解説していきます。
▼この記事はこんな人におすすめ▼
- ナッシュの食材の産地を知りたい
- ナッシュは中国産を使用しているのか知りたい
- ナッシュの食の安全性についての取り組みについて知りたい
- ナッシュは安全に食べられるのか知りたい
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ナッシュ(nosh)に食材の産地を問い合わせてみた!産地表示がない理由は?
ナッシュの公式サイトを見ると、各メニューにどんな食材が使われているか記載されているものの、食材の産地までは明記されていませんでした。
そこでナッシュの公式サイトのお問い合わせフォームから、産地について質問してみました。
「nosh-ナッシュ」を検討いただき、
誠にありがとうございます。
ナッシュ株式会社の●●(担当の方の名前は伏せています)と申します。産地につきましては、旬や収穫量によって複数の仕入れ先から仕入れており、同じ産地であるとお約束できない為、弊社では産地表示しておりません。誠に申し訳ございません。
ただ、いずれも新鮮で安全と弊社料理長・栄養管理士が判断したものを厳選して使用しております。
今後ずっと同じ地域からの仕入れであると約束はできるわけではありませんが、
現時点での仕入れ先例をご案内させて頂きます。
よければ下記をご参考までにご確認くださいませ。
回答の内容をまとめると、
- 食材は複数の仕入れ先から仕入れている
- 旬や収穫量によって仕入れ先を変えている
- 同じ産地で約束できないため、産地の表示をしていない
- 料理長・栄養管理士が判断した新鮮で安全なものを厳選して使用している
ということです。
ナッシュが産地を明記していない理由は、「複数の仕入れ先から仕入れていて、同じ産地のものを使い続ける約束ができないから」のようです。
またあわせて現時点での仕入れ先の例を教えてもらいました。それについて詳しくみていきましょう。
ナッシュ(nosh)の食材・原材料の産地は?【一覧まとめ】
ナッシュの担当者から得た、現時点(2021年9月)での産地の例を、以下の4つに分けてご紹介します。
- 魚
- 肉
- 生鮮野菜
- 加工野菜
魚
魚類は、国内と海外のものを使用しているそうです。
具体的には以下のような産地から仕入れていることがわかりました。
- 鮭 - チリ産
- ぶり - 愛媛・鹿児島産
- 海老 - インドネシア産・タイ産
- 鱈(白身魚)- アメリカ産
- バサ - ベトナム産
- 桜海老 - 台湾産
- カレイ - グリーンランド産
- 鰆 - 韓国産
- サバ - ノルウェー産
- カニ - 韓国産
「ぶり」のみ国内産を使用しているようですね。その他は外国産を使用しているようです。
農林水産省によると、2019年の日本の魚介類の食料自給率は約49%であることがわかりました(生産額ベース)。
つまり、日本で食べられている魚の約半分以上(約51%)は輸入に頼っているという状況になります。
そこで実際にどの国からの輸入が多いのか、国別の輸入割合を調べてみました。
日本の水産物輸入国別割合(2019年)
出典:農林水産省 ※財務省「貿易統計」に基づいて農林水産省が作成
1位は中国、2位チリ、3位米国、4位ロシア、5位ベトナムという結果となりました。
また魚の種類別に見た、国別の輸入量の内訳を調べてみました。
日本の主な輸入水産物の国・地域別内訳(2019年)
出典:農林水産省 ※財務省「貿易統計」に基づいて農林水産省が作成
輸入量が一番多い「サケ・マス類」(左)を見てみると、60%以上がチリからの輸入となっています。
ナッシュからの回答には、「カツオ・マグロ類」に該当する魚はありませんでしたが、エビについては3位・5位にランクインしているインドネシア・タイ産を使用しているようでした。
これらのことから考えると、ナッシュで使用している魚は、以下の条件で選ばれているのではないかと推測することができました。
- 基本は輸入量が多い産地のものを使用している
- 日本でとれるものはなるべく国産を使用する
- 中国産はなるべく使用しない
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肉
肉類は、国内と海外のものを使用しているそうです。
現時点では、主に以下の産地のものを使用していることがわかりました。
- 牛肉 - アメリカ産
- 豚肉 - アメリカ・カナダ・メキシコ産
- 鶏 - 日本・ブラジル産
農林水産省によると、肉類・乳製品を含む畜産物の食料自給率は約58%であることがわかりました(生産額ベース)。
つまり、日本で食べられている畜産物の約42%は輸入に頼っているということになります。
調べてみると、肉の種類によって食料自給率が異なることがわかりました。
特に牛肉の自給率が低く、全体の36%が国産(64%は外国産)となっています。一方、鶏肉は60%以上が国産でまかなえているようです。
そこで実際どの国からの輸入が多いのか、肉の種類別に調べてみました。
- 牛肉 - 1位アメリカ、2位オーストラリア、3位カナダ
- 豚肉 - 1位アメリカ、2位カナダ、3位デンマーク
- 鶏肉 - 1位ブラジル、2位タイ、3位アメリカ
これらのことを総合して考えると、ナッシュで使用している肉は以下の条件で選ばれているのではないかと推測することができました。
- 自給率が低いものは、輸入量が多い産地のものを使用している
- 自給率が一定数あるものは、なるべく国産を使用している
なるべく国産肉を使用しようとしているのであれば、安心して食べることができますね。
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生鮮野菜
ナッシュでは、パプリカなど国内の生産がほとんど無いごく一部の野菜を除いて、すべて国産の食材を使用しているそうです。
主に以下の生産地のものを使用しているそうです。
- 鹿児島県
- 長野県
- 徳島県
- 愛知県
- 静岡県
- 熊本県
- 北海道
農林水産省によると、野菜の国内の食料自給率は約90%(生産額ベース)ということがわかりました。
つまり、国内で消費する野菜のほとんどが国内で生産できていることになります。
生産地別に見てみると、都道府県別の野菜産出額ランキングは以下の通りでした。
- 北海道
- 茨城県
- 千葉県
- 熊本県
- 愛知県
- 群馬県
- 長野県
ナッシュで使用している野菜の生産地は、これとほぼ同じであることがわかります。
これらのことから、ナッシュで使用している生鮮野菜は、以下の条件で選ばれているのではないかと推測することができました。
- 自給率が一定数あるものは、国産のものを使用している
- 生産量が多い地域から仕入れている
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加工野菜
乾燥唐辛子・マッシュルームの水煮・大豆の水煮などの加工野菜は、海外のものを使用しているそうです。
アメリカ・中国・ニュージーランドなど世界各地。
これらの加工野菜は、なかなか日本国内で生産することが難しいため輸入物に頼るほかないようです。
ナッシュの食材の産地についてまとめ
ナッシュの食材の産地について、分類ごとに詳しい情報を紹介してきました。
また食料自給率や輸入国などの情報から分析した結果、ナッシュが食材を選んでいる基準のようなものが見えてきました。
要点は以下の通りです。
- 食料自給率の低い食材は、外国産を使用している。
- 食料自給率が一定数ある食材は、なるべく国産のものを使用している。
- 外国産の食材は生産量の多い国のものを使用している。
- 外国産の中でも、なるべく中国産は使用していない。
このようなナッシュの食材に対する姿勢は、食材の産地や安全性が気になる人にとって安心する材料となったのではないでしょうか。
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ナッシュ(nosh)の調味料の産地は?
ナッシュで使用している調味料についても問合せてみました。結論としては、国内・海外どちらのものも使用していることがわかりました。
調味料の産地について、ナッシュの担当者からこのような回答をメールでもらいました。
調味料につきましては、
メニューに合わせ多種使用しておりますので、
個別でのご回答が難しくなっております。
明確な回答ができず、大変申し訳ございません。国産、外国産何れも使用があり、加工場所も国内、
海外何れもございます。
例えば、ケチャップですと国内で加工しておりますが、
使用する原材料のトマトは、アメリカ産、ポルトガル産等、複数の原産地の使用がございます。 一例とはなりますが、現時点でのメニューでは、
〇塩:日本
〇ハーブ・スパイス等:日本・フランス・トルコ・インド・マレーシア・インドネシア・カナダ
といった使用がございますが、今後の商品も原産地が変わらないことを保証するものではないこと 、ご了承いただけますと幸いです。
要するに、「メニューにあわせて多種多様な調味料を使っているので個別に回答できない」ということです。
現在のメニューでは、塩は国産、ハーブやスパイスは世界各国のものを使用しているようですね。
調味料といえば、ハーブやスパイスなど日本にはないものが多くあるのは事実です。また回答の通り、国内で加工していても原材料は外国産ということもあります。
またナッシュのメニューは和食だけでなく、洋食・中華・エスニックなど多種多様なメニューを取り揃えているため、それぞれのメニューにあった調味料が必要となります。
その結果、国産の調味料だけでなく、外国産の調味料も多数必要になってくるのはしょうがないことですね。
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ナッシュ(nosh)の安全性へのこだわり
ナッシュの食材について調べたところ、ナッシュは食の安全性についてこだわりをもって作っていることがわかりました。
食材について問い合わせてみた際、以下のような回答がありました。
専属の料理長(シェフ)や管理栄養士が「新鮮で安全」と判断したものを使用するようにしています。
ナッシュの食材は、料理長と管理栄養士が厳選して判断しているようです。
ナッシュの料理長について調べてみると、現在和食・中華・洋食で計3名のシェフが在籍していることがわかりました。
画像出典:NOSH公式サイト
- 和食 ー 竹田 浩シェフ
- 中華 ー 永嶋 勇樹シェフ
- 洋食 ー 樽栄 太紀シェフ
3名それぞれの経歴は、料亭や割烹料理店で料理長や総料理長をしていた和食の鉄人をはじめ、輝かしいものばかり。
また3名のシェフと共に、管理栄養士も食材の厳選を行っているそうですので、チームとして食材への徹底した配慮を重ねていることがわかります。
また食材の産地の箇所でも触れた通り、ナッシュはなるべく国産のものを使い、中国産は使わないなど、こだわりをもって食材を厳選しているようです。
ナッシュのこだわりの食材や味をまだ試したことがない方は、この機会に一度お試ししてみてはいかがでしょうか。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、ナッシュの食材の産地について、ナッシュから直接得た情報をご紹介しました。
要点は以下の通りでした。
- 肉・魚は国産・外国産どちらも使用
- 生鮮野菜は一部を除きほぼ国産を使用
- 加工野菜は一部を除き外国産を使用
またナッシュの食材は次のような条件に配慮して選ばれているのではないかと推察することができ、ナッシュの食材へのこだわりを感じることができました。
- 食料自給率の低い食材は、外国産を使用している。
- 食料自給率が一定数ある食材は、なるべく国産のものを使用している。
- 外国産の食材は生産量の多い国のものを使用している。
- 外国産の中でも、なるべく中国産は使用していない。
2022年から加工食品の原料原産地表示制度が変わるため、ナッシュでの産地表示もどのように変化していくのか引き続き当サイトでも情報を追っていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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