当記事では「ナッシュ(nosh)宅配弁当の添加物の量や安全性について」や「添加物の役割や人体への影響」についてまとめています。
ナッシュの冷凍弁当が人気ですが、加工食品のために添加物が入っていることは確かです。
ナッシュの宅配弁当に含まれている添加物について調べていくと、ナッシュは安全に作られているかということが分かります。
無添加にこだわる人にはナッシュをオススメすることはできませんが、食事の選択肢としてナッシュはありだと個人的には思っています。
今回はナッシュの冷凍弁当には添加物が多いのか、コンビニやスーパーの弁当とも比較しながら検証し、ナッシュの代替案も紹介します。
▼こういう方にオススメの記事です▼
・ナッシュにどのような添加物が入っているかを知りたい。
・ナッシュに入っている添加物が安全かどうかを知りたい。
・ナッシュの宅配弁当に入っている添加物の確認方法を知りたい。
それではさっそく本題に入っていきましょう!
ナッシュに入っている添加物を徹底調査!
ナッシュが販売している最新のメニューの中にどれくらい添加物が入っているかを調べてみた結果、ナッシュに入っている添加物は「少ない」と言えることが分かりました。
ナッシュのお弁当に含まれている添加物が13〜14種類なのに対し、スーパーやコンビニ弁当には19から23種類の添加物が入っていることを確認。
スーパーやコンビニ弁当は常温で店舗に並んでいることから、ナッシュのような冷凍弁当よりも添加物の量がもともと多いという点も大事ですよね。
ナッシュの最新メニューに入っている添加物まとめ
ナッシュの公式サイトで紹介されているメニューの中から、最新のメニュー4つを取り上げ、使用されている添加物の種類の数をまとめてみました。
ナッシュ最新メニューの添加物まとめ(2021年9月30日現在)
メニュー | 添加物 |
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増粘剤(加工デンプン)、着色料(ウコン、カラメル、カロチノイド、コチニール)、調味料(アミノ酸等)、加工デンプン、増粘多糖類、カゼインNa、リン酸塩(Na)、酸味料、香辛料抽出物、香料、くん液、V.B1、酸化防止剤(V.C)、発色剤(亜硝酸Na)
合計14種類 |
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加工デンプン、トレハロース、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工デンプン)、乳化剤、増粘多糖類、着色料(カラメル、カロチノイド、コチニール)、カゼインNa、香辛料抽出物、リン酸塩(Na)、酒精、くん液、酸化防止剤(V.C)、酸味料、香料、発色剤(亜硝酸Na)、V.B1
合計17種類 |
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加工デンプン、増粘剤(加工デンプン)、調味料(アミノ酸等)、グリセリン、ソルビトール、甘味料(スクラロース)、リン酸塩(Na)、酸味料、増粘多糖類、着色料(アナトー、ウコン、黄4)、保存料(ソルビン酸K)、V.B1、酸化防止剤(V.E)、香料
合計14種類 |
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増粘剤(加工デンプン)、調味料(アミノ酸等)、加工デンプン、凝固剤、酒精、ソルビトール、pH調整剤、増粘多糖類、着色料(アナトー、銅葉緑素)、酸化防止剤(V.C)、乳酸Ca、甘味料(スクラロース)、漂白剤(次亜硫酸Na)
合計13種類 |
画像引用元:nosh
ナッシュにはメニューが60種類以上ありますが、私が調査した限りでは10種類前後の添加物が各お弁当に使われている印象です。
ナッシュは注文前に各メニューの添加物を確認してから購入することができるので、気になる方は添加物の比較的少ない商品を中心に買うといいと思います!
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スーパーの弁当には添加物がたくさん!
スーパーのお弁当の添加物についても実際に調査しましたので、ナッシュと比較をしてみるとよく分かります。
今回は合成着色料と合成保存料を使用していないことを謳っている大手スーパー、カネスエのお弁当を調べてみました。
スーパー(カネスエ)の弁当に入っている添加物
弁当 | 添加物 |
---|---|
きのこごはん | 酢酸(Na)、pH調整剤、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、グリシン、調味料(アミノ酸等)、着色料(カラメル、カロチノイド、紅麹)、膨張剤、リン酸塩(Na)、凝固剤、加工でん粉、乳化剤、水酸化Ca、重曹、ソルビット、酵素、セルロース、ユッカ抽出物、ショ糖エステル、酸化防止剤(V.C)、香料、V.B1、酸味料、香辛料
合計23種類 |
3種のおこわ弁当 | 酢酸(Na)、pH調整剤、グリシン、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、膨張剤、調味料(アミノ酸等)、リン酸塩(Na)、凝固剤、着色料(カラメル、カロチノイド)、乳化剤、水酸化Ca、加工でん粉、セルロース、酵素、酸化防止剤(V.C)、ショ糖エステル、ユッカ抽出物、V.B1、香料、酸味料、香辛料、漂白剤(亜硫酸塩)
合計22種類 |
オムライス弁当 | ph調整剤、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、酢酸Na、調味料(アミノ酸等)、着色料(カラメル、カロチノイド、ココア)、リン酸塩(Na)、グリシン、香料、セルロース、ユッカ抽出物、乳化剤、V.B1、香辛料、クエン酸、酸味料
合計15種類 |
焼鮭弁当 | pH調整剤、糊料(加工デンプン、キサンタン)、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、膨張剤、貝Ca、グリシン、着色料(カロチノイド、V.B2)、乳化剤、ショ糖エステル、甘味料(スクラロース)、酵素、酸化防止剤(チャ抽出物)
合計13種類 |
スーパーやコンビニのお弁当は冷凍されていないので、食材を痛ませないために添加物が多くなってしまうのは仕方のないことと言えます。
添加物を使わないと食中毒になる可能性が高まり、大問題になってしまいますよね。
どのような添加物が入っているかも大事ですが、どの添加物がどれくらいの量で使用されているかを考慮する必要があります。
添加物の量に関しては記載がないので分からないのですが、スーパーやコンビニ弁当は冷凍弁当と比較して添加物の量も多いはずです。
なので、たまに食べるくらいだったらいいとは思うのですが、食べ続ける食品としては注意が必要です。
添加物を確認する方法を3ステップで!
ナッシュのメニューの添加物を確認方法は3ステップでできます。
【ステップ1】トップページの「メニュー」をクリックします。
【ステップ2】食べてみたいメニューをクリックします。
【ステップ3】写真の右下の「原材料」をクリックします。
そうすると、メニューの食材と添加物が確認できます。「/(スラッシュ)」の右側にあるものが添加物になります。
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ナッシュの宅配弁当が安全なワケ
ナッシュの宅配弁当はスーパーの弁当よりも添加物の種類や量は少なく安全だと言うことができます。
また、ナッシュは厚生労働省が定めている基準の範囲内で添加物を使用し、管理栄養士が長期に渡って食べても大丈夫なものだけを厳選して使用しているので安心できる点もポイント高いです!
ナッシュの安全性を確かめるために、ナッシュが使っている添加物が人体にどのような影響があるか、詳しく見ていきましょう!
ナッシュの添加物は身体に影響ある?
ナッシュの最新メニューに入っている添加物の役割と人体への影響について表で簡単にまとめてみました。
添加物の役割と人体への影響
添加物 | 役割 | 人体への影響 |
---|---|---|
加工デンプン | 粘り気を出し、劣化を防ぐ。 | 加工デンプンには酸化デンプンと化学物質で加工されたものがあり、化学物質で加工されたデンプンは11種類ある。そのうちの2種類、「ヒドロキシプロピル化リン酸架橋でん粉」と「ヒドロキシプロピルでん粉」はEUでは乳幼児向け食品に使用が禁止されている。参考:よつ葉ホームデリバリー |
着色料 | 食品に色をつけて見た目を良くする。 | 天然着色料と人工着色料があり、ウコン、カラメル、カロチノイド、コチニールは天然着色料。合成着色料のタール色素は海外では使用禁止になっているところもある。参考:はじめての有機野菜と食材宅配 |
アミノ酸等 | 旨味を出す。 | アミノ酸の1種であるグルタミン酸ナトリウムは加熱すると発癌性物質を生成するが、各国のデータや報告からは危険性についての報告はない。参考:サプリポート |
増粘多糖類 | 食感を整える。 | 多糖類の多くは天然物で古くから食されているもので、安全性は高い。参考:多糖類.com |
カゼインNa | 2つの食材を混ぜ合わせる乳化剤。 | 牛乳由来の成分なので安全。参考:たべるご |
リン酸塩(Na) | 風味・食感・保存性を良くする。 | 取りすぎるとカルシウムの吸収を阻害する。通常の食事で取り過ぎを心配する必要はないが、外食や清涼飲料水、お菓子など偏った食事をしている人には注意が必要。参考:燕市健康づくり課 |
酸味料 | 味に酸味を付け加える。 | 酸味料には8種類あり、アジピン酸、グルコン酸、酢酸、コハク酸などは化学合成されている。保健所や健康安全研究センターで厳しく検査されているので、危険性の心配はないとされている。参考:たべるご |
香辛料抽出物 | 風味をつける。 | 香辛料抽出物はコショウやわさび、シナモンなどの素材から抽出しているので安全な添加物です。 |
香料 | 香りを整える。 | 天然香料と合成香料がある。ほとんどの加工食品に使われている香料は10ppm以下で微量のため、安全である。参考:日本香料工業会 |
くん液 | 酸化防止、鮮度の保持、消臭効果。 | くん煙成分を液体にしたもので、燻製の風味をつけることができる。危険性についての情報は見つけることができませんでした。 |
酸化防止剤(V.C) | 酸化を抑える。 | ビタミンCとしての栄養強化剤の効果もある。人体への影響はないと考えられている。参考:カラーダ |
発色剤(亜硝酸Na) | 色を良くする。0157などの食中毒をなくす。 | ソーセージなどの肉加工食品に入っていて発癌性があると言われている。通常摂取する程度では、それ自体は特に人体に有害なものではない。参考:農林水産省 |
添加物はほとんどの加工食品に使われていますが、添加物は安全性の基準が設けられていて、動物実験で無害と確かめた量の100分の1の量しか使っていません。
食べ物に使うことのできる添加物の量は、ラットやマウスなどの動物実験で、食品安全委員会や国際的な機関が 無害と確かめた量(無毒性量)の通常1/100の量を、毎日食べつづけても安全な量(1日摂取許容量)とします(リスク評価といいます)。
引用元:日本食品添加物協会
気になる添加物があったとしても、微量しか使っていないので、身体への影響は少なくて安全です。
むしろ、無添加で傷んだ食材を食べるよりも安心して食べられるメリットがあります。
危険な添加物は5つ!これだけは覚えておこう!
添加物で特に避けたいのは①亜硝酸Na、②サッカリン、③タール色素、④赤色3号、⑤ソルビン酸です。
これらの5つがお弁当に含まれていないかチェックしてから購入することをお勧めします。
避けた方が良い添加物
添加物 | 避けた方が良い理由 |
---|---|
亜硝酸Na | 発癌性が問題視されているため。 |
サッカリン | 発癌性が問題視されているため。 |
タール色素 | ADHDや発癌、アレルギーの可能性が問題視されているため。 |
赤色3号 | 甲状腺腫瘍や赤血球減少が報告されている。 |
ソルビン酸 | 亜硝酸Naと組み合わさると毒性が高まる。 |
ナッシュの添加物を確認したところ、一部のメニューに亜硝酸Naが入っていますが、亜硝酸Naはソーセージやウインナーなどの食肉加工品に含まれていることが多く、大量に摂取すると発癌する危険性があります。
しかし、ナッシュのお弁当に大量のソーセージが入っているメニューはないので、ナッシュを食べている分には特に問題はないと考えられます。
ナッシュは主食と副菜のバランスの良い冷凍弁当ですので、亜硝酸Naが大量に入っていることは考えにくく、使用していたとしても微量であると考えられます。
気になる方は購入前にメニューをチェックして、上記5つの添加物がないものを選べばOKです。
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添加物がどうしても気になるなら「わんまいる」はあり
ナッシュを含む国内のほとんどの冷凍弁当には添加物が含まれていますが、添加物の少ない「わんまいる」は1つの選択肢としてありです。
わんまいるは完全に無添加ではありませんが、合成着色料と合成保存料を使用していないことを謳っていて、食材は全て国産というメリットがあります。
合成着色料とは「タール色素」、合成保存料とは「安息香酸、デヒドロ酢酸、ソルビル酸」のことを主に言うようですが、これらが入っていないだけでもかなり安心はできますね!
しかし、ナッシュもほとんどのメニューが合成保存料と合成着色料をしていないですし、わんまいるは値段がナッシュよりも高いのがデメリットになります。
\ 60種類以上のメニューから食べたいものを選べるナッシュがオススメ /
ナッシュの宅配弁当を選ぶべき理由は3つ!
添加物が気になる人にナッシュは以下の3つの理由でオススメです。
・添加物を減らす企業努力をしている。
・メニューを自由自在に選べ、添加物をチェックできる。
・値段がリーズナブル。
順番に説明していきますね!
添加物を減らす企業努力をしている
ナッシュは「社会全体を健康に」をモットーに宅配弁当に取り組んでいる会社で、公式ホームページにはきちんと理念が書いてあり、添加物にも触れています。
画像引用元:nosh公式ページ
社会全体を健康に。
私たちが生活する社会は、健康面で疑問視される食品添加物を含んだ食品が数多く出まわり
健全な食生活を送ることが難しくなっています。また、多忙な毎日の中で健康的な食事を自分たちの手で準備することも簡単なことではありません。そんな背景からか、2017年のメタボリックシンドローム・高血圧の患者数は1,000万人を超えています。これらは生活習慣病という名前の通り、生活する中での食生活が主な理由です。私たちのnoshは「食事」を通してこの大きな社会問題に立ち向かい解決することを願っています。
引用元:nosh公式ページ
ナッシュの理念を読む限りでは、食品添加物は社会問題と捉えており、この社会問題に立ち向かって解決することを使命の1つにしているように見えますね。
今後、無添加とまではいかないかもしれませんが、添加物の少ない商品が増えていくことが期待できます。
メニューを自由自在に選べ、添加物をチェックできる
メニューを自由自在に選べる宅配弁当会社は多くはありません。
私が調べた限りでは大手冷凍弁当会社で自由にメニューが選べる会社は12社中4社でした。
ナッシュは60種類以上のメニューから好きなものを選べ、さらに添加物を含む原材料のチェックをすることができるのは大きなメリットの1つと言えます。
メニューの種類やメニューが選べる会社については以下の記事が参考になりますので、興味がある方はチェックしてみてください。
値段がリーズナブル!
ナッシュは割引制度を最大限に活用できれば1食552円から利用できます。
ニチレイフーズダイレクトは80種類以上のメニューから好きなメニューを選べますが、1食あたりの値段は約725円です。
三ツ星ファームも1食あたり734円なので、ナッシュは健康が守られて冷凍宅配弁当の中では値段がリーズナブルと言えそうです。
値段についても以下の記事が参考になりますので、興味がある方は参考にしてください。
\ 値段がリーズナブル!今なら割引もあるから買ってみよう! /
まとめ
ナッシュの添加物についてまとめましたが、いかがでしたでしょうか。
まとめると以下のようになります。
・ナッシュはスーパーやコンビニ弁当より添加物の種類数・量は少なく安全。
・ナッシュのお弁当に入っている添加物で危険なものはほとんどない。
・気になる添加物の入っていないメニューを選んで注文すればOK。
・添加物の少ない「わんまいる」も候補にしていい。
添加物はなるべく取らない方が良いとは思いますが、お弁当などの加工食品には欠かせないものになっているのも事実です。
危険な添加物を避けて、健康な食生活を実現させたいですね!
それでは、今回はここまでとさせていただきます。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!
\ おいしいメニューが多くて、食事を楽しめるナッシュはオススメ! /